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「時間がない」は武器になる

何かと言うと「サラリーマンには自由がない」とdisられがちですが、この場合の「自由」が指すのは何かというと、大抵の場合は「時間」です。

確かに、朝から晩まで会社に拘束されて、残業で帰りも遅い、というのは、サラリーマンの一般的なワークスタイルです。

確かにそれは「時間がない」という状態ではあります。

だから、「起業して自由な時間を手に入れよう」という流れが常態化し、そこをターゲッティングした起業コンサルタントやブログ飯を推奨する人間が増殖しているというのは言うまでもなく。

が、「時間がない」は逆にチャンスなんですよね。

「一度きりの人生なんだから、そんなツライ会社はさっさと辞めて起業しろ」

といった風潮がありますし、「クビになったおかげで起業して成功した」みたいなプロフィールをドヤ顔でアピールしている人も多いですが、サクッと会社を辞めて自力で収入を得られる人なんて限られています。

確かに、会社を辞めることで自由な時間は確保でき、それなりの貯金があれば自分のビジネスに没頭できます。

にも関わらず、成功できていない人の方が圧倒的に多いわけですよね。


会社を辞めて拘束時間やストレスから解放され、自分のやりたいビジネスや好きなビジネスに没頭できるのに成果が出せない。

なぜなんでしょうね?

最近、サラリーマンと起業家を兼業する人が活躍していますが、これがある意味答えでもあります。

どう考えてものスタイルの方が成功しやすいからです。


起業に対する本気度が同じだとすると、会社を辞めて取り組む1時間と、サラリーマンをしながら取り組む1時間では、時間の濃度が違うんですね。

というのも、会社を辞めた人というのは時間があります。

今まで朝から晩まで拘束されていたわけですから、会社を辞めた次の日から丸一日が自由に使えるようになります。

永遠に時間があるようにも感じるでしょう。

それが罠です。

時間があるという勘違い

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