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クリエイター向け「note“裏”集客」のススメ

僕はコンサルタントでありマーケターでもありますが、クリエイターかと言われるとまた違います。

クリエイターの概念にもよるんですが、「創造的な仕事をしている人」という基本的な意味があるように、クリエイターは何かしらカタチのあるものを生み出しているというイメージがあります。

よく聞く「映像クリエイター」とかが近いニュアンスですかね。

あと、漫画や小説などの著作物を提供する人、映像や写真、イラストなどの制作物を提供する人とか。


まぁ、マーケティングには企画も含まれてくるので、何かしら生み出しているわけではありますが、それをカタチにしたり商品やサービスを作ったりするのはあくまでクライアントですからね。

クリエイターと名乗れたらカッコイイんですが、所詮はコンサルや企画屋という域は出ません。

ただ、僕はクリエイターの気持ちやビジネススタイルに関して、以前よりも深く考えるようになってきました。

というのも、写真を撮り出してからその楽しさや難しさにハマり、自分なりに良い写真が撮れるようになってくると、これでお金がもらえるようになったら楽しいなと思うようになったからです。

もちろん、コンサルもマーケティングも自分の好きなことではあります。

が、クリエイティビティな領域でも自分の好きなことがビジネスにつながったら嬉しいし楽しいだろうなと。

ゼロからなので、なかなか難しいですけどね。

現状、Twitterを見た人がプロフィールの撮影を依頼してくれたり、セミナーの撮影を依頼してくれたりと、わずかながらビジネスにはなっているんですが、あくまでそれは「付加価値として」でしかありません。

ビジネスやマーケティングの相談のオマケとして撮影も、という感じです。

ポジショニングとしては悪くないんですが、やる限りはやはり「写真単体での価値」を受け取ってもらえるようになりたいわけです。

マーケティングに比べればまだまだ修行中の身ではありますが、そこは目指していきたいなと。


で、ここからが本題で、じゃぁ「クリエイターハットリ」として集客をしていくとしたら、どんな戦略を立てれば良いかを考えてみました。

集客は「求心力と露出」という2大要素で成り立っているので、基本的には知識とスキルを高めて良いコンテンツを作って求心し、いろんな媒体に露出するというパターンがセオリーになります。

知識の習得やスキルアップに関しては、時間をかけてコツコツやるしかないので、今回は主に「露出」に注目しました。

ただ、露出と言ってもただ媒体に出現させれば良いというわけではなく、そこから導線が無ければビジネスにつながらないわけです。

なので、今回は主にその「導線の有効性」について考えました。


撮影の仕事を取ることを考えた場合、ブログやインスタ、Twitterでアクセスやフォロワーを増やしつつ、そこに作品を露出をさせていきサービスに結びつけるというのはセオリーです。

というか、最低限としてやるべきことでもありますし、実際に多くの人が当たり前のようにやっています。

そこでもう一手加えるとしたら、noteの“ある機能”を使うと相性が良いんじゃないかなと思ったわけです。


noteに関しては、返金機能も実装されるようなので、価値の低いコンテンツは駆逐され、自ずとnoteユーザーの民度も上がってくると予想しています。

現状は情報コンテンツを販売する人(もちろん僕も)が多く、酷いものもけっこうあるわけですが、この機能によって健全化され、もっとクリエイターがメインで活用できるプラットフォームに生まれ変わっていくんじゃないかなと、アカルイミライを想像しています。

だからこそ、クリエイターはこのnoteの機能を積極的に使っていった方が良いのではないのか、ということです。


ちなみに、今回お伝えする内容は実験的に行っていくものであり、成果が実証されているものではありません。

仮説と事実が混ざっているということですね。

ただ、これからnoteがクリエイターを中心として健全に盛り上がっていく可能性を考えた場合、有効だと思っているので、「お、この活用方法良いかも!私も乗ってみよう!」という人はぜひ読んで実践してみてください。

あと、言っておくと、今のところ動画クリエイターや音楽クリエイターには向かない活用方法だと思います。

工夫次第では全然可能だと思いますが、難易度は高めかなと。

また、「写真を売る」「イラストを売る」というパターンもビミョーかもしれないので、あくまで

・撮影の仕事を撮る
・イラストを描く仕事を取る
・漫画を描く仕事を取る

といった場合にのみ、有効になる可能性が高いということです。

もちろん、noteの機能を使うので、noteが機能を終了したら終わりだということも理解しておいてください。


それから、もう一点。

クリエイター向けのnoteなので、「クリエイターを盛り上げたいのであれば無料で公開すりゃエエやん」と言いたい気持ちはわかります。

僕も無料にしたいのは山々なんですが、ただ、「裏技のフェーズ」を全体公開にしてしまうと、一部の情報発信者に悪用される可能性があるので、そこだけは有料部分として伏せました。

それ以外は全てネタバレさせているので、クリエイターとして健全に活用する上では無料部分だけで問題ないと思います。

『みんなのフォトギャラリー』の機能を使う

多くの人に役立てば良いなと思ったので、ほぼ無料で伝えてしまいます。

すでにみんなのフォトギャラリーを活用して集客をしている人や、機能の詳細を見て「あ、そういうことね!」と分かったカンの鋭い人はこの先を読まなくても大丈夫なので、すぐに試してみてください。

そうではなく、「へぇ、そんな機能あったのか」「そういえばそんなのあるね」という人だけ読み進めていただければ。

この「みんなのフォトギャラリー」の機能を超ザックリ言うと「みんながアップロードした画像をみんなでシェアして使おうよ」というものです。

アイキャッチや文中の画像など、アップロードした画像というのは「画像の管理」から全て確認できます。

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で、画像をクリックして「みんなのフォトギャラリー」に追加すると、「共有済」というタグがつき、noteユーザー全体に共有されます。

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これであなたの画像は「みんなのフォトギャラリー」に共有され、誰もがアイキャッチに使うことができるようになります。

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ニーズのある舞台で露出する

これで「みんなのフォトギャラリー」という、クリエイターにとって自分の作品を露出できる場ができたわけです。

しかも「アイキャッチ画像を使いたい」「アイキャッチ画像を探している」という確実なニーズがある場所に作品を露出することができるわけですね。

あとはアイキャッチや文中の素材として使いたくなるような画像やイラストを作り、そしてキーワードと説明文をしっかり書いてより多くの人にリーチできるように工夫をします。

ちなみに、共有した画像の表示順に関してのルールは今のところ不明で、古いものでも先頭に来ていたりするので、新規で共有したものが常に先頭に来るわけでもないようです。

これに関してはこれから追って確かめていこうかなと。

で、まだ共有されている画像が少ないので、この機能を使って画像を共有している人自体が少ない、あるいは機能自体がほとんど知られていない可能性も高いので、どのくらいの効果が見込めるかは不明です。

どのくらいの人が使っているのか、どのくらいの人が使われているのかを調べる術はないですしね。

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自分では「アカウント設定 → アカウント → メール通知設定」で、使用されたかどうかの把握はできるようになっています。

この辺の反応もこれから見て、情報共有していきたいなと思っています。

コンテンツの評価から仕事の依頼へ

さて、露出の場を確保できたところで、あとは求心力、つまりあなたのコンテンツ(写真やイラスト)をnoteユーザーに評価してもらいます。

気に入ってもらったら画像を使ってもらい、次に「どんな人が書いてるんだろう?」「他にどんな作品があるんだろう?」という興味のステップアップを経て、アカウント(マイページ)に飛んでもらうと。

その時にために、見てもらえる作品群をちゃんと用意しておきましょう。

で、他の作品や人物像などを知ってもらった上で「こんな写真を撮ってほしい」「こんなイラストを描いてほしい」と依頼を受注するわけです。

そのための機能もnoteには実装されていますよね。

また、その時のために、人となりがわかるプロフィールや価値観を表現した記事なども用意できてると良いですね。

写真の撮影となると必ず対面になりますし、絵を描いてもらうにしても、場合によってはお互いにパーソナリティを知っていた方がスムーズに進んだりしますので。

これで露出と求心力が合わさるので、集客の土台はできあがります。

あとは、露出を増やすために多くの作品をアップロードすることと、求心力を高めるために良い作品にこだわり、人としても急進してもらえるように情報発信をすると。

まぁ、これに関してはnote活用に限ったことではないですけどね。

余裕があれば、この記事のように「noteに“みんなのフォトギャラリー”という機能があるよ」とう記事を書いて、機能の存在を知ってもらうための努力もしてください。

差別化のための工夫と悪用NGの裏技

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