正しく「畳み掛けて仕留める」ために
昔から格闘技はよく見るんですが、最近は「勢いやパワー」から「分析や戦略」に重きを置く戦いに移行してきているなというのを感じます。
ストリートファイトではなくあくまでスポーツなので、当たり前といえば当たり前なんですが。
先日の朝倉海選手の勝利なんてまさに戦略勝ちで。
もちろん、戦略の効果は強靭なメンタルやフィジカルの上に成り立つものなのだとは思いますが、実績や経験が少なくても分析や戦略はそれを凌駕できる可能性があるなと。
試合前の話と試合後の話を聞くと面白いですよ。
ノリや勢いもありますが、圧倒的不利を叫ばれていた中で、ひっくり返すべくしてひっくり返したというか。
というか、改めて朝倉兄弟はめちゃくちゃクレバーだなという印象を受けますし、このコメントなんてガッツリビジネスやマーケティングにも通ずる極めて重要な話で。
徹底的に分析してきたんで、作戦通りやればポイントでも勝てるし、ポイントを取っていく中で効いたパンチで仕留めれれば良いかなと思ってました
試合後インタビュー(7:48〜)
これ、ビジネスに置き換えるとどういうことかというと、Aプランがダメだった時のためにBプランを用意しておき、Bプランがダメだった時のためにCプランを用意しておく。
つまり、どれか1つがハマってゴールに到達できればOK。
...ということではないんですね、実は。
この捉え方によって、ビジネスへの向き合い方が大きく変わりますし、多くの人が上記のプランニングをセオリーと捉えていると思うので、そういう人はこの機会にその固定観念をぶっ壊してください。
至極シンプルな話なんですが、僕らのような「弱者」や「凡人」が生き抜いていくためにはけっこう重要な観点だと思います。
あ、あくまでこの記事を書くきっかけの試合があったというだけで、格闘技の話をガッツリする記事ではないのでご安心を。
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