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間違ったアンチポジションで空回り

コンサルタントにとってなぜ情報発信が重要なのかと言うと、購入してもらうまで商品が見えないからです。

まぁ、コンサルタントに限らず、商品というものの価値を見込み客に理解してもらうまでにはそれなりの時間や距離が存在するわけで、その時間や距離を埋めるためにみんなブログを書いたり、Twitterをしたりしているわけですよね。
 

で、コンサルティングという商品が、購入までのハードルが高いのは、コンサルを受けて何かしらの変化をしてもらったり、成果を出してもらうまでは、コンサルティングという商品そのものの価値がわからないからです。

そうなってくると、「この人(のノウハウ)なら信用できるかもしれない」という選ぶ理由がなければ購入には至らないならないわけですよね。

それを伝える方法こそがブログやTwitterなどを活用した情報発信であり、その内容はというと、ビジョン、価値観、自分自身、もしくはクライアントが出している成果だったりするんですね。
 

ただ、ほとんどの人はこの情報発信の内容が無難なメッセージや周囲に合わせた言動、空気を読んだものになってしまいがちです。

それはセンスや才能がないのではなく、今までの学生生活やサラリーマン生活によって、「周囲から浮いた言動や行動はリスクを孕む」という基本思考が染みついているからです。
 

しかし、個人ビジネスやそのビジネスを軌道に乗せるための情報発信において、無難で差し障りのないメッセージを発することに存在価値はありません。

その他大勢と同じビジョン、価値観しか訴えられていないのであれば、読者や見込み客からすればその人を選ぶ理由がなくなってしまうからです。
 

世間で言われている常識、あるいは多くのインフルエンサーが当たり前のようにドヤ顔で訴えているメッセージにアンチを示すくらいの価値観や切り口でなければ刺さらないし興味を持ってもらえないんですね。

かと言って、無理に天邪鬼になるだけ、思考停止の逆張り、需要や応援のない反論は痛々しいだけになります。

これ、けっこう多くの人がやってしまいがちなんですが、独自の価値観を打ち出すための正しい手順は、世間のトレンドを見渡して「これが気に食わない!」「これはおかしい!」とアンチを訴えるのではないということです。

じゃぁ、どうやって自分のビジョンや価値観にエッジを立たせれば良いのか?

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