3000万円を捨てて死んでいく日本人
何かの本で読んだんですが、日本人は、平均して3000万円の貯金を遺して死ぬらしいです。
「好きなことをしていただけなのに、いつのまにか3000万円が貯まってしまっていた」
とかであれば全然良いと思うんですが、たいして情熱も持てない仕事を必死にこなし、欲しいものも買わず、したいこともせず、好きなことをガマンして3000万円を貯め込んで死んでいくとか悲惨ですよね。
そのお金を使って本来得られたはずの経験をせずに、あの世に行くわけですから。
まぁ、子どもに遺産を残す目的もあったりするでしょうけど、何の苦労もせずに手に入れた何千万円というお金を有効に使える人間が世の中にどれだけいるのかはアヤシイもので。
肉親のお金となると有り難みや危機感を一気に失う人は多いですからね。
であれば、子どもにいろんな人生の選択肢を与えるためのお金だけは確保しておいて、それ以外は生きているうちに一緒に使う方がよっぽど有用です。
「お金はあの世には持って行けないから、こういう使い方をした方が良いよ」
って親が背中を見せて、子どもに教えてあげるべきだと思うんですよね。
無くなったら稼げば良いだけですから。
、、、って言ったらブツブツ文句を言う人が出てきそうですが。
「そんな簡単に稼げるわけがないだろう!」
「無くなったら困るから貯金しているんだ!」
「能力があるからそんな無責任なことが言えるんだ」
みたいな。
いやいや、アホかっていう話ですよ。
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