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悪どい商売をしている人間は「入口」と「出口」をどう考えているのか?

先日、お客さんとビジネスの「入口」と「出口」の話をしていたのですが、今まであまり考えたことがなかったということだったので、こちらでもシェアしておこうかなと。

わかりやすく言うと、

入口:記事のコンセプト
出口:販売する商品

で、アフィリエイターの人はこのあたりのことはジャンル選定の基本として綿密に考えているので、彼らのサイトを見ると非常に勉強になります。

アフィリエイトで言うと、

入口:サイト内で扱うネタ
出口:扱うアフィリ案件

ということになりますね。

例えば、クレジットカードのアフィリをするのであれば、通常はクレジットカードに関する記事(入口)を書いてクレジットカードを紹介(出口)するわけですが、入口は必ずしもクレジットカードでなくても良いんですね。

入口を「節約術」にして、その手段として出金管理もしやすくポイント還元率も高い楽天のクレジットカードを紹介するという流れもとれます。

また、「旅行ハック」を入口にして、コンシェルジュが付いていたりや部屋のグレードもアップできるアメックスのクレジットカードを勧めるという流れも取れるわけです。

アフィリエイター的な考え方ですが、この考え方ができるとブログ集客がめちゃくちゃ楽になります。

パーソナルトレーナーとしてパーソナルトレーニングの契約を獲得することを「出口」と考えた場合、じゃぁ、ライバルの少ない「入口」は何になるかを考えるんですね。

要は、入口としてブログでどんな記事を書くのかということです。

パーソナルトレーニングと言っても、ダイエットをしたい人もいればムキムキになりたい人もいるわけで、ただ、その根元にある欲求は何かと言うと

・モテたい
・健康になりたい

だったりするわけなので、そういった「モテテク」や「健康法」を入口にできるんですね。

もっと言うと、「精神的な弱さを克服したい」とか「自信を持ちたい」といった心理的な要素も入口にすることができますよね。

「〇〇になりたい人は筋トレをしましょう!」

の〇〇の部分を考えるということです。


こういうふうに考えると、これがビジネス系になると、入口も出口もさらに多岐に渡ることは容易に想像できるかと思います。

コンサルタントなんて、お客さんに必要とされるかどうかなんて、その人の考え方によるところも大きいので、タブーを恐れなければ政治的な記事を入口にもできますし、エンタメ記事でもOKということになります。

複雑のように見えますが、考え方のコツはシンプルです。

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