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有料記事の「返金機能」によってステキな世界は訪れるのか?

上記にもあるように、本日からnoteの返金機能が実装されたので、先月リリースした『コンテンツメイクの教科書』でテスト的に設定してみようかなと思います。

自分のコンテンツと見込客のモラルやリテラシーの高さに自信がある人であれば、リスクなく自分のコンテンツを手にしてもらって、さらに多くの人に知ってもらえるチャンスでもあるので、当然誰でも試すでしょう。

むしろ、返金機能を付けない方がアヤシイしいですよね。


ただ、スクリーニングのために返金機能を付けないというのも戦略の一つであり、実際僕も今までの商品やサービスにおいて、返金制度は一度も設けたことはありません。

商品やサービスの特性上、「ダメなら返金してもらえばいっか」というモラルがなくリテラシーも低い層を入れたくなかったので、そういった層をスクリーニングするためにも返金制度は付けていませんでした。

ただ、note公式から発表された

noteをだれもが安心して使える、すてきな作品であふれる世界にするために、あたらしい機能として有料記事の「返金機能」を追加しました。

「返金申請を受け付ける」設定の「有料記事」を購入した方が、購入から24時間以内に「返金申請」をおこなった場合、原則返金が受けられるようになります。

読者はまだ見ぬコンテンツの価値に不安をいだくことなく気軽に購入できるようになり、いいコンテンツが買われやすい環境になります。
クリエイターは価値ある内容の記事を、さらに自信をもって販売できるようになります。また、いままで読者からの返金希望に個別対応していた時間を削減することができます。

読者はまだ見ぬコンテンツの価値に不安をいだくことなく気軽に購入できるようになり、いいコンテンツが買われやすい環境になります。
クリエイターは価値ある内容の記事を、さらに自信をもって販売できるようになります。また、いままで読者からの返金希望に個別対応していた時間を削減することができます。

という言葉を受けて、そういうことであれば、ステキな世界になるように僕もいっちょ乗っかろうかなと思ったわけです。

note運営的にもまだわからない部分は多いと思うので、実際に運営して意見を挙げていきたいですし、最悪の場合は機能が無くなったりもすると思うので、まずは自分が1つのモデルケースになろうと。

もちろん、個人的にも

①審査の厳しさや基準を確認したい
②フリーライダーの出現率が知りたい

というリサーチの目的があるので、しっくりこないようであれば本来のスタンスに戻そうかと思っています。

①審査の厳しさや基準を確認したい

1つ目の「①審査の厳しさや基準を確認したい」に関して、note公式は

「返金機能」の濫用を防ぐため、返金申請に対してはnoteが一定の審査をしたうえで、返金処理を行います。基準にそぐわない場合は返金できません。また、機能の濫用や決済の不正利用などが認められた場合、利用規約に則りアカウント停止を含む対応を検討いたします

特に気をつけていただきたい事項は以下の通りですが、これらに限りません。
・返金申請を何度もする
・同じクリエイターの記事の購入と返金申請を何度も繰り返す

というルールを設けていますが、ぶっちゃけ運営してみないことにはわからないので、実際に返金を受け付けた場合、

・どういう現象が起こって
・どういう審査レベルになるのか
・その根拠となるものは何なのか

などを知りたいなと。

上記には「基準にそぐわないと返金しない」と書いてありますが、そもそも基準が厳しくて返金申請が簡単に通るものではないのか、それとも基準が甘くてバスバス申請が通ってしまうものなのかも未知ですからね。

②フリーライダーの出現率が知りたい

2つめは、純粋に返金を受け付けた場合の「②フリーライダーの出現率が知りたい」というのがあります。

メルマガやTwitterで絡んでいる人は全く問題無いんですが、全く知らない新規のお客さんはどういう反応を取るのか、その割合はどんなものなのかを身を以て確認してみたいなと。

①にも通じる部分でもありますが、ぶっちゃけどんなに良いコンテンツを販売しても、最初からお金を払うつもりのない人は、購入してコピペなりPDF化するなりしてタダで全部手に入れてしまうわけじゃないですか。

で、捨てアカウントや捨てメールアドレスを使えば、バレることなく何度でも繰り返すことができてしまいます。

まぁ、悪質なものに関してはnote運営は厳しく対処すると言っていますし、こちらとしても分かる範囲でブラックリストには突っ込んでいきますが、全てを把握するのは無理ですからね。

この記事にも書いたんですが、Twitterやnoteは拡散されてしまうとほぼスクリーニングができないので、より日頃のツイートやフォロワーさんのモラルやリテラシーが重要になってくるわけです。

間接的とはいえ、僕と繋がってくれる人はみなさんモラルがあってリテラシーも高いと信じたいところですが。

ということで、本日より『コンテンツメイクの教科書』に返金機能を実装したので、中身が気になっていた人はぜひ購入してみてください。

ここまで話してなお

「購入してコピペ(PDF化)してさっさと返金してやるぜ...へへへ」

とか考えている人は、もはやそれはフリーライダーではなく、クリエイターや情報発信者を侮蔑するモンスターカスタマーの範疇なので、この機会に心を入れ替えていただければと思います。

そもそもこのコンテンツの内容を、24時間以内に全て読んで、全て実践して、価値の有無を判断すること自体が難しいので、少なくとも「価値が無かった」と返金申請を出すことは無いと思いますが。

もちろん、24時間以内に成果を出せる断片的なノウハウも多数含んではいるので、手っ取り早く価値の確認をしたい場合はそういう手もあります。


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