魔のポジトーク
ビジネスをする以上、自分の商品(サービス)に自信を持って、日々活動しているはずです。
自分の商品は必ずお客さんの問題を解決できる、お客さんを必ず幸せにできる、必ず良い未来に連れて行けると。
そういった信念が強い商品というのは、ほとんどの場合、誰かの模倣ではなく独自性が強い場合が多く、コンセプトを伝えようとすると、少なからずポジショントークになってしまいます。
もちろんポジショントーク自体は悪ではありません。
悪い方向に煽動するのは悪ですが、良い未来に連れていくためのポジショントークは全然良いわけです。
むしろ僕たちは、「どんなポジショントークをするべきか」を常に考えて発信していかなければならないんですね。
有名人とかインフルエンサー、あるいはビジネスコミュニティの主宰者のポジショントークって、最近さらに加速してるじゃないですか。
平成から令和に変わり、コロナ騒動だけではなく、岸田政権の愚策フルコンボ、企業の不祥事の可視化、モラルを失った若者の暴走、芸能人の自殺、AIの進化などなど、時代の流れが猛烈に早いせいもあって、「これからの時代はこうなる」みたいな情報がガンガン飛び交っています。
で、それらの情報を受け取る多くの人たちは、「そうか!時代に乗り遅れないようにがんばらなくては!」と思考停止して、エラいさんのポジショントークに乗っかっているというのが実情です。
とはいえ、このポジショントークというのが、けっこうな確率で当たるんですよね。
有名人やインフルエンサーが「これからの時代はこうなる!」と言うと、だいたいその通りになります。
これ、なぜその通りになるのかわかりますか?
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