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ライトサイドのnote、ダークサイドのBrain

ついにnoteが動きましたね。

販売者向けの利用規約が改定され、Twitterがそこそこざわついています。

とは言っても、僕のクライアントやフォロワーさんに関しては全くノーダメージなのかなと。

1.売上を公開して購入を煽る行為の禁止
2.未成年者による有料記事販売の制限

※具体的には、未成年者が有料コンテンツを販売するにあたっては親権者の同意の取得を義務付けることを検討しています

これに引っかかる人は見当たらないので。

僕も「これは微妙かな?」と感じる画像を2箇所削除したくらいですね。

この辺についてのボヤキに関しては、本日の僕のツイートを見てもらうとして、大事な視点をいくつか。

noteに限らず、他社のプラットフォームに依存していると、規約変更や仕様変更によって何かしらのダメージを受けるのは必至です。

今回はたまたま難を逃れられただけで、いつ自分にとって不利になるような厳しい規約に変わるかはわかりません。

急に「有料コンテンツやめまーす」となるかもしれませんし。

なので、SNSやYouTube、noteなどに依存しない自分のメディアはちゃんと持っておきましょうねというのが1つ。

いつも言っていることですね。

それでも

・コンテンツ販売はnoteだけ
・マネタイズはYouTubeだけ
・情報発信はTwitterだけ
・ブログやサイトはアメブロだけ

という他社のプラットフォームへの依存の姿勢を変えない人はどうぞ好きにしてくださいという感じです。

それからもう1つ。

とはいえ、今回note運営が見せたような、業界を揺るがすような大きな動きはあまり起こりません。

なぜなら、ほとんどの運営会社というのはやはり利益が優先なので、悪質なアカウントやコンテンツでも、それが売上やアクセスの柱になっていると見て見ぬフリで放置しがちだからです。

例えば、アメブロを見ればよく分かると思いますし、最近登場したBrainを見てもよく分かります。

ヤバイ人の巣窟になっているじゃないですか。

そんな中、noteの今回の動き。

健全なユーザーの評価や将来の利益を考えた上で、理念や目標を大事にしている会社というのは容赦しませんよね。

「手数料が美味しいから、イケハヤとか悪徳商材屋を排除したいけどできないんだろ」

とか言われていましたが、見事にバッサリといきました。

まぁ、コンテンツの削除になるのかアカウントの削除になるのかは分かりませんが、少なくともこれからnoteに参入しようとしているクソ怪しいアカウントの抑制にはなるでしょう。


ピースオブケイクとして、上場を狙う上でnoteの健全化は避けては通れない課題だったんでしょうね。


一方で、上場と真逆をいく企業、つまり、よりお客さんのニーズ深く寄り添うためにダウンサイジングしていく企業も、こういった対応が顕著になっていきそうですよね。

ユーザーをニッチに囲い込んでいく動きは今に始まったことではないですし、今の社会の情勢を見ているとダウンサイジングをすることで生き残っていける企業も少なくないでしょうから。

そういった流れの中で、煽り売りやステマはどんどん通じなくなり、それをやろうとする人や容認する企業はどんどんダークサイドに堕ちていきます。


noteとBrainの取り組みの差が顕著に表れたように、普段どれだけ良いことを言っていても、単なる拝金主義の会社なのか富を分配する会社なのかはバレてしまいます。

インフルエンサーや権力者のことを第一に考えているのか、一般ユーザーのことを第一に考えているのかはバレてしまいます。

常にSNSで監視されている時代なので「さすが!」にせよ「やっぱりダメだね」にせよすぐに拡がってしまうんですよね。


そういった意味では、今回のみならず逐一改善報告をするnoteはマーケティングが上手いなと。

会社も人も「今まで至らなかったところ」を知られたくないので、ブランドを守るためにも黙ってしれっと改善しがちですが、ここまでオープンにする姿勢は見習うべきではないかなと。


大手であるnoteが健全化のためにここまでしてしまうと、もはやBrainもそのユーザーもダークサイドにポジショニングするしかなくなりますよね。

Brain改善のためにいろいろ案を出したんですが残念です。


ということで、僕らは独自のメディアをしっかりと確保した上で引き続き良いコンテンツを提供していきましょう。

他社に依存せずにWordPressで有料コンテンツを売るなら『codoc』も良いかもしれません。


僕も最近始めたので、無料ラインと有料ラインがどんな感じになっているのかなど参考にしてみてください。


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