コンプレックス業
コンプレックスビジネスってありますよね。
デブ、ハゲ、ワキガ、包茎など、要するに人に知られずこっそり改善したいニーズに関するビジネスです。
悩みが深いもの、大きな苦痛を伴っているものですね。
こういったビジネスは非常にニーズが強いため、マーケティングの難易度が低いです(競合は多いですが)。
煽りやすいですし、不安にさせたり恐怖を感じさせることで、簡単に人を行動させることができるからです。
ただ、たいていのビジネスには、多少なりともコンプレックス要素があって、そこにフォーカスすることができれば、実はお客さんとの関係性を長く続けることが可能になります。
コンプレックスにコミットできるかが、リピートを磐石にできるかどうかのカギになるということですね。
たとえば、美容師なんかもそうですし、税理士、治療家なんかにも適応することができるので、ぜひ「僕らはコンプレックスビジネスをしている」という視点を持っておいてください。
リピート率が悪くて困っているという人は必読です。
ニーズからウォンツへの流れ
早朝インスタライブの「ますだたくお」さんのコラボの回で、ニーズビジネスとウォンツビジネスについて話しましたが、ニーズが強いビジネスは、集客の難易度は低いですが、その問題が解決すれば終わります。
たとえば、歯医者さんでいうと、虫歯の悩みや痛みは大きいですが、治療が終わったら基本的に終わりです。
つまり、何度もリピートしてもらうことが難しいビジネスモデルだということですね。
リピートしてもらうためには、ニーズを解決して信頼関係を築き、さらに高次の問題解決や向上心にアプローチするウォンツ(バックエンド)商品がないとリピートしてもらえません。
ホワイトニングや矯正、予防という商品がなければ、終わりますよねと。
なので、ビジネスモデルの作り方としては、ニーズからウォンツに進む、下記のような流れが理想です。
フロントエンドでニーズ(マイナスからゼロへ)にアプローチする
バックエンドでウォンツ(ゼロからプラスへ)にアプローチする
このマーケティングの考え方を基本として、今回のテーマである「コンプレックス」に進んでいきます。
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