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セックスと収入

少子化を止めるには、子どもが生まれなければならないわけですが、婚姻数を増やして子どもが誕生するというパターンだけでは厳しいですよね。

もう一つのパターンである、すでに結婚して子どもがいる夫婦が2人目、3人目と作るという流れにもならないと。

で、それってイコール、すでに子ども(わりと大きめの)がいる夫婦が、日常的に(朝とか昼に)セックスができる環境があるかどうかっていう話になってきますよね。

旦那が夜に帰ってきて、子どもが寝たあとに夜にセックスするってけっこうハードル高いと思うので。

奥さんは、家事やら子ども関連のことをいろいろして、旦那はヘトヘトで帰ってきて、子どもが寝てから夜しようと思っても、「子どもに聞かれたらどうしよう」「子ども見られたらどうしよう」となったら、気が乗らないか、そもそもできません。

よほど豪邸で、防音で、とかなら寝室にカギかけてやれば良いんですけど、そんな環境はけっこうレアです。

とういうか、セックスって「今日の夜ね!」「明日やろう!」とか言って、形式的、イベント的にやるもんじゃないですよね。

普段から仲が良くて、日中もスキンシップやコミュニケーションがあって、いろいろ盛り上がったり、トリガーがあったりして、動物的に、本能的にやるからセックスって良いわけじゃないですか。

子どもが幼稚園や学校に行っている平日の昼間に、思いっきりデートを楽しんで、気持ちも盛り上がって..ってならないとできないでしょ。

ただ、それができる夫婦は、世の中にはなかなかいないんですよね。

休日や祝日、連休、長期休暇も家族でお出かけってなると、平日の昼間しかできる時間がなわけですが、でもそれができるのって、平日に休みが当たり前のサービス業か、そこそこの富裕層(フリーランスや経営者)かみたいな話になってきます。

週休2日で、平日に休みが取れる会社員が増えない限り、物理的に無理じゃね?っていう話です。

本気で少子化対策しようと思ったら、お金を配るとか、子連れが住みやすい街を作るとかの前にこういうところからですよね。

愛とセックスがなければ、そもそも子どもは作れないわけですから。

あ、別に少子化対策の話をしたいわけじゃなくて。

昼間にセックス、あるいは、コミュニケーションやスキンシップができない夫婦は厳しいよねって話なんですが、逆を言えば、フリーランスはそれが叶うわけです。

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