差別化できない人
ビジネスをやっている人の中には、自己啓発本やマーケティング本、成功者の本を読み漁っている人が多いです。
が、ビジネス系の多くの本で語られる内容はどれも似通っていますし、古典的な原則に基づいており、新しさを感じられる部分は少ないのが現実です。
根本は同じで、情報の切り口や色が違うだけという感じですね。
たとえば、自己啓発本で言えば「7つの習慣」が源流で、それ以降の自己啓発本は全て焼き回しなわけです。
もちろん、読みやすさや理解のしやすさ、楽しさやエンタメ要素に振って書かれているものは、より理解を深めるためのヒントになったりはしますが。
ただ、そういった傾向の情報に頼りすぎると、結果としてビジネスの差別化が難しくなりますし、実際に「差別化ができない」「どうすれば差別化できるか」と悩んでいる人は、こういった情報に依存している傾向があります。
他者と一線を画したいのであれば、そういった自己啓発本やビジネス本から一歩離れ、映画、音楽、漫画、小説、アート、ゲームなど、クリエイティブなものに触れる機会を増やすべきで。
これらは、言葉の表現力やストーリーテリング、感性、アイデア力を磨くための宝庫ですからね。
少なくとも、アートやクリエイティブに意識的に触れたり、そういった環境に身を置くことで、次のようなメリットを得ることができます。
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