ステージとかない
ビジネス系、自己啓発系では「人生のステージが変わる」という表現をよく目にすると思います。
ステージが変わったから付き合う人も変わったとか、ステージに合わせて〇〇を手放したとか、そういうのよく見ますよね。
これは、人はそれぞれのライフステージで新しい環境や役割に適応し、変化を迎える、みたいな考え方なわけですが、個人的にはなんか自己中で傲慢な概念だなと思うわけです。
周りの人のことが何も見えていないというか、さも自分でそこにたどり着いたみたいな感じがどうもイヤで。
実際にはステージと呼べるような安定した場所なんて存在しないですし、むしろ人生というのは、そこそこ急勾配な坂道を登り続けるようなもので、登り続けなければ滑り落ちてしまう、そんな緊張感と挑戦の連続です。
で、人生という坂道を登る過程では、自力で踏ん張る力も必要なんですが、誰かに引っ張り上げてもらうこと、ときには後ろから背中を押して支えてもらうことが必要ですし、そういった人がいるということを忘れてはいけないんですね。
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