親ガチャ失敗の人
今回は、親ガチャについてマーケティング目線で。
そもそも親ガチャとは何なのかという話なんですが、ゲームのガチャに例えられていて、僕らの世代であればガチャガチャですね。
お金入れて回すと丸いカプセルが出てくるあれです。
要は何が出てくるかわからなくて、必ずしも自分の欲しいものが出てこない、当たり外れがあるという話で。
で、親ガチャというのは、どんな親に当たるか分からない、つまり親は選べなくて、ハズレの親に当たると人生絶望だという、自分の人生が上手くいかないことを親のせいにして、不幸な自分を納得させるみたいな話ですね。
具体的に言うと、経済面や容姿、IQなどがそういった部分の話です。
「もっと親がお金持ちなら、もっと容姿が良ければ、もっと頭が良ければワイの人生はもっと良くなっていたはずだ」
的な。
これは、突き詰めると「こんなことなら生まれてこなければよかった」となるので、反出生主義の思想にもつながりますよね。
ちなみに、反出生主義というのは、人は生まれてこなければ苦しみを味わうことはないという思想で、この中で「ロシアンルーレット論」という親ガチャと似たようなワードがあります。
この思想はどういった主張をするのかというと、子どもが欲しいというのは親のエゴでしかなくて、そもそも「生まれてくる前の子どもから同意が得られていない」とか、「子どもが幸せになる保証がない」みたいな、極端と言えば極端な内容です。
確かにそうなんですけどねっていう。
であれば、人はそもそも生まれてこなければ、まだ生まれてきてない人が不幸になる可能性をゼロにできるだろうと。
別にこれは自殺とかを推奨する話ではなくて、これまで培ってきた叡智がパーになるけど、今後人類は滅亡した方が良いんじゃないかという話ですね。
興味があれば調べてみてください、反出生主義です。
話を戻します。
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