見出し画像

【永久保存版】狭くて深い集客の教科書

こんにちは、服部(@FACTDEAL)です。

ひさびさの教科書シリーズですが、今回は今まであえて避けていた「集客」に特化したコンテンツをリリースしました。

なぜ避けていたのかについては後で話すとして、まずは集客についての基本的な話から。


このコンテンツは、事前に集客に困っていることのアンケートをとった上で作っていったんですが、アンケートを読ませてもらうと大きく2通りの人に分かれていました。

1つは、すでにビジネスが回っていて、より収益を増やすために集客力をつけたいと考えている人、もう1つは、まだビジネスを軌道に乗せるところまではいっていないものの、集客の重要性を認識している人。

細かい悩みはみなさんそれぞれあるんですが、大まかに分けるとこんな感じで、実践時間や得ている成果などステージにはバラつきはありますが、いずれにしてもマインドは中級以上の人たちです。

そもそも「アンケートに答える=自分の問題に向き合う」ということでもあるので、そのアクションを取ることができる時点で初心者ではないですし、「集客」というわかりやすいコンセプトでアンケートを取らせてもらったので、当然と言えば当然ですね。


だからこそ、ある意味「残酷な真実」を告げておこうと思います。

事実を知っておけば対処法もわかりますし、やるべきことがわかれば、それは推進力になりますから。


STEP1:ガイダンス

残酷な真実のお話をする前に、まずはガイダンス的なところから話していこうと思うんですが、ビジネス(マーケティング)というのは

  1. リサーチ

  2. 商品企画・開発

  3. 集客

  4. プロモーション

  5. セールス

というフローで動いていくわけですが、リサーチと商品企画・開発に関しては『コンテンツメイクの教科書』で、プロモーションに関しては『ステップメールの教科書』で全て書いてあるので、あとは集客かなということで今回集客パートのコンテンツを作りました。

それぞれのコンテンツでも集客には触れているんですが、深掘りはしていなかったので。

何にせよ、これで教科書シリーズコンプリートです(やった!)。

ところで、「コンテンツメイク ➡︎ プロモーション ➡︎ 集客」と、最後に集客のコンテンツを作ったのにはちゃんと理由がありまして。

巷のビジネスノウハウでは「集客が命」「売れる〇〇!」みたいな風潮がありますが、最初にそこに手を出してしまうと

  • 人は集まったけど全然マネタイズできない

  • 集客はできたけどクレームの嵐と返品の山

みたいな悲惨な状態になってしまって、いずれも詰むか短命で終わってしまうんですね。


で、その理由としては、「X集客」「Instagram集客」みたいないろんな集客ノウハウは出回っているし「Lステップで稼ぐ」「案件獲得」みたいなセールスノウハウも出回っているんですが、「良い商品の作り方」や「商品力が一番大事ですよ」と言っているコンテンツはほぼ存在しないからです。

大事なところをすっ飛ばして集客に躍起になっても意味がない、不幸な結果で終わってしまうと思ったから、この順番で作ったんです。

良い商品を作ってね ➡︎ 次に商品の魅力を伝えるプロモーションを学んでね ➡︎ そしたらセールスで煽らなくても売れるからね ➡︎ そこまでできたらあとは人を流入させるだけですよ…というロジックですね。


ちなみに、セールスに関しても少し触れておくと、マーケティングというのはそもそもセールスを不要にする仕組みのことであり、プロモーションまでの流れができれば勝手に売れていきます。

セールス要素はゼロで良いとまでは言いませんが、逆にゴリゴリセールスやクロージングをしなければならないということは、マーケティングが機能していないということなので、それ以前の見直しが必要なんですね。

あくまでセールスというのは、マーケティングをやり切った上で、最後にそっとお客さんの背中を押すだけのフェーズであり、本来は重要性や緊急性を煽ったりする必要のないものですから。


結局のところ、マーケティングが上手く機能していない原因は、先ほど述べたこの5つしかないので、セールスに限らず、改善やブラッシュアップは1つずつ前のパートに戻っていけば良いという話になります。

  1. リサーチ

  2. 商品企画・開発

  3. 集客

  4. プロモーション

  5. セールス

セールスが上手くいかない、成約率が低いのであれば、その手前のプロモーション、根回しが足りない、プロモーションの反応が悪いのであれば、ターゲットとはずれた人を集客しまっている、集客ができないのであれば、商品や企画が悪い、良い商品や企画を作れていないのであれば、準備やリサーチが足りない…という感じで。

シンプルですよね。

ダメなら1つ前のパートに戻って確認し、改善するというだけなので。


中には1〜4の行程が悪くても、つまりマーケティングをすっ飛ばしてセールス力で売り切ってしまう人もいますが、それはもう個人の才能が多くを占める話なので、いずれにしてもセールスは教えられるものではないかなと。

まぁ、良い商品ではないのに売れるということは、かなりパワープレイだということでもありますし、下手をすれば限りなく詐欺に近い手法なので、リピートされようがないわけです。

なので、教科書シリーズとして、セールスパートのコンテンツを作るつもりは今のところはありません(今のところは)。

ノウハウはありますし作ろうと思えば作れますが、再現性が低くなるというか、活用できる人が限られてきそうなので。


集客に関しても、時流によってHOWの部分(使用するメディアやアプローチの手法)はコロコロ変わるので、伝えにくい部分ではあります。

が、セールスに比べると普遍的な要素、今すぐ使える要素は圧倒的に多いので、そういった部分のみにフォーカスし、書いていくつもりです。

特に、影響力やバズを駆使して不特定多数を集客する方法ではなく、民度が高く価値観の近い理想のお客さんだけを「狭く深く集客する方法」に関しては限られてきますし、再現性も高いです。

なので、これまで「バズらないと稼げないのか」とか「フォロワーやリストがたくさんいないと稼げないのか」と、集客疲れしていた人にとっては価値のあるノウハウになるかなと思います。

少しでもビジネスのストレスを排除していただければ。


各noteは単品で購入してもらっても良いんですが、集客というのはあくまでHOW(どう商売するか)の部分であり、WHAT(何を売るか)が重要なので、この機会に「良い商品を作る」というところから押さえてもらうためにも、セットでの購入をオススメします。


良い商品を作り、集客し、そしてセールスを不要にするための最後の仕掛けであるプロモーションまで全部詰めのパッケージなので。

では残酷な話に入ってきましょう(そんなに仰々しい話ではない)。

STEP2:集客の前後にあるもの

集客を学ぶ上でのマインドセットとして「集客の問題の本質は集客ではない」ということを必ず頭の片隅に入れておかなければなりません。

これは、何も集客を学ぶなということではなく、集客はマーケティングの要素の1つにしかすぎないので、そこだけに囚われてしまってはいけないという意味です。

簡単な例を出すと、コンサルの相談で「集客に困っている」というのは日常的にあるんですが、実際には集客力が原因ではなく、そのほとんどが企画が弱かったり、商品がショボかったり、プロモーションが適当だったり、セールスがゴリ押しだったりするんですね。

集客の前後に原因のほとんどが点在しているということです。

もっと言うと、新規集客に困っているのか、リピート集客に困っているのかさえ、自分で把握できている人は少ないんですよね。


そのことを押さえていただき、「いや、それでもどう考えても集客の問題だ」というのであれば、このまま集客の学びを進めていってください。

そうでなく、「集客の前後に問題があるのでは?」と思う人は、実際にそれが前なのか後ろなのかを明確にし、リサーチや商品づくり、あるいはプロモーションを学んでブラッシュアップしてください。


ぶっちゃけ、良いコンセプトがあり、良い商品(サービス)があれば、あとはメディアに露出をすればイヤでも人は集まります。

さらに言うと、露出というのは集客における枝葉の要素であり、そこまで重要なものではありません。

なぜなら、いわゆるX集客やインスタ集客、広告運用、営業活動といったとノウハウは無料でいくらでも拾えますし、そもそも集客自体は無料でも全然可能だからです。

XもInstagramもYouTubeもブログも、無料で始められますし、そのメディアだけで集客もセールスも完結できてしまいます。

LINEやメルマガなど、メインメディアを失ったときのためのリスト管理や、プロモーションによる成約率アップなど、一歩踏み込んだマーケティングをするために多少の費用がかかるくらいで。


昔は集客の手法が限られていましたし情報がオープンではなかったので、集客の難易度は高かったわけですが、今では押さえるところを押さえて実践さえすれば、誰でもそれなりに集客できるくらい難易度は下がっています。

だからこそ、何度も口酸っぱく「集客の前と後ろを押さえましょう」と言い続けているわけです。

多くの人が巷の集客法に振り回されて見落としているところであり、他の人があまりがんばっていない部分だからこそ、そこをがんばることによって大きな差がつくということですね。

集客以外に視野を広く持ち、集客を楽にするということこそ、集客の問題のシンプルにして最大の解決策というわけです。


ちなみに、集客の前にある「良い商品」の基準が何なのかというと、いつも言っている通り

  • 良いコンセプトがある(企画)

  • 商品のクオリティが高い(開発)

  • 必要とされている(リサーチ)

をクリアしていることであり、この真逆だと、どれだけ集客をがんばってもどうにもならないんですね。

なので、僕は一番最初に良い商品の作り方である『コンテンツメイクの教科書』を作り、その商品に引き寄せられた(集客された)人たちに、より商品の魅力を知ってもらうプロモーションのノウハウとして『ステップメールの教科書』を作ったんですね。

集客に関するコンテンツが最後になったのは必然だということです。


あと、当たり前のことですが、自分が集客で使うメディアのことをちゃんと勉強しておかないとスムーズな集客はできません。

要は「武器の使い方」ですね。

ここをおろそかにすると「競合が多いから使わない」「有料だから使わない」みたいな、メディアの機能やパフォーマンスに対する費用対効果も考えずに判断を下してしまい、機会損失につながってしまいます。

最近では、ろくに試行錯誤せず、ポテンシャルを使い切ることなく「Xプレミアムはムダだ」「LINE公式アカウントのプラン料金が高くなるからやめよう」とか言っている人は多いですが、しっかり学んだ上で判断しましょう。


ということで、次のステップから本題に入っていこうと思うんですが、その前に「集客ができない」「集客上手くいっていない」と悩んでいる人に聞きたいです。

お客さんにブッ刺さるコンセプトを作るために、脳ミソがちぎれるくらい考えましたか?

そのコンセプトを考えるために、お客さんのライフスタイルを研究したり、競合の商品を購入したり、死ぬほどリサーチしましたか?

こんな商品どう思う?と、その商品を求めていそうな人、あるいはその分野のビジネスに精通している人に聞きいてブラッシュアップしましたか?

集客しようとしているメディアの特徴や仕組み、アルゴリズムなどを勉強をし、自分なりに試行錯誤のPDCAは回していますか?


もしまだこういったことをしていないのであれば、ビジネスに対する自分の甘さを猛省すべきすし、しなければいけないとわかっていながらできていないのであれば、なおさらでしょう。

ここを押さえておかなければ、僕のコンテンツに限らず、これから集客のノウハウをいくら買い漁っても、一向に前には進みません。

集客を学ぶというのは、ここまでのことが腹落ちしてからがスタートです。

ここから先は

30,696字
この記事のみ ¥ 4,800

いただいたチップは、家族のために大事に使わせていただきます😊